「一村一エネ」事業評価報告書の公表について
事業名
- 和寒町エコファームタウン事業
事業実施コンソーシアム名
- 和寒町エコファームタウン推進協議会
事業期間
- 平成24年11月22日~平成25年3月7日
事業の目的
- 本事業ではヒートポンプシステムと複層式エアーハウスを併用した水耕栽培用施設を新たに導入することで、冬期間の農業生産向上と雇用の確保を図る。これにより町全体での生産性の向上と新規作物によるブランドの確立、新規就農者の育成という地域経済を活性化させるためのサイクル形成を促すものである。
「一村一エネ」事業費補助金の交付額
- 30,000千円
構成事業の概要
- 実施主体:和寒町エコファームタウン推進協議会
- 内容:複層エアーハウス1棟及びヒートポンプ設備の導入
- 事業費:41,136,480円
事業の実施結果及び期待される効果(エネルギー節減量及び新エネルギー導入量・経費削減量)
- 和寒町では、越冬キャベツやカボチャなど全道一の生産量を誇る地域であるが、冬期就農が問題となっており、新規就農者の育成と周年栽培を行うことのできる、リーフレタスやベビーリーフの栽培(水耕栽培)を目的として、ヒートポンプシステムを導入し、冬期間の暖房熱を高効率なもので賄うことで、年間約301tのCO2削減を図ることができ、環境にやさしく付加価値の高い農業生産を行うことができる。また、周年栽培を通じて新規就農者を育成し、定着、自立化される場として、移住定住人口の拡大を通じた地域経済の活性化を図りながら、低炭素型・新規就農支援型農業生産モデルとして全国への普及を期待している。
- エネルギー節減量:301 t-co2
- 新エネルギー導入量:317 t-co2
- 経費削減量:10,517千円
「一村一エネ」事業の今後の展開
- 期待される効果に同じ
評価報告書