和寒町 産業振興課

塩狩峠記念館友の会会報「塩狩峠」創刊号

創刊号(平成13年12月5日発行)
発行・編集 塩狩峠記念館友の会

塩狩峠記念館友の会誕生

 塩狩峠記念館(三浦綾子旧宅)は、「氷点」「塩狩峠」などのベストセラーで知られる、作家三浦綾子さんの当時の家「三浦商店」を、そのまま復元した貴重な施設です。
 旭川豊岡で雑貨を扱っていた「三浦商店」は、三浦ご夫妻が新婚生活を始めて間もない、昭和36年に建設されて思い出深い建物です。
 塩狩峠記念館としてよみがえった「三浦商店」は、今までは懐かしい雑貨店の様子をうかがい知ることができ、当時の三浦ご夫婦が生活していた空間を再現し、綾子さんが残した業績を改めて感じることができます。
 このようななか、平成13年6月に、さらに愛され親しみやすい施設にしていくため、町内外から有志が集まり、「塩狩峠記念館友の会」が発足されました。今後、関心をもっていただくような活動をしていきます。
 みなさんの「塩狩峠記念館」に対する思い出やご意見・ご提案などをいただき、今後の活動につなげていきますので、応援をよろしくお願いします。

塩狩峠記念館友の会代表 荒瀬龍男

会員一同

和寒町:金児義明・袰田道悟・木原金松・吉田敦子・山本隆司・郷 政雄・鷲見唯男・真鍋紘一・田村敏晴・入江晶子
旭川市:宮崎恒子・中村啓幸
滝川市:丸山夏芽
石川県:城山信一
千葉県:辻元正子
京都府:池田千鶴子

信頼し合える仲間で
思いを出し合い語り合い
感動・感銘いただける
理屈ぬきでだれにも愛される記念館に!

ご理解・ご協力お願いいたします。

 会が発足して5ケ月目を迎え、これまでに4回にわたって会との熱心な話し合いが、塩狩峠記念館にておこなわれております。会員の活発な意見が出されました。
これまでの活動は?

7月23日(月)第2回目  8月28日(月)第3回目
10月11日(木)第4回目 11月29日(木)第5回目

こんなアイデアが出ています!

  • 記念館グッズの販売(絵葉書・しおり)
  • 記念館限定スタンプの発行
  • 三浦綾子記念文学館と共催した行事の開催
  • 長野政雄さんのお墓まいりも含めたツアーの開催

他にもご意見・ご提案など、どんどん受け付けております。

小説「塩狩峠」の世界

 小説のなかには、「和寒」の地名が登場しているんですよ。町名の名前がそのまま小説に載るなんてことはなかなかありませんよね。

塩狩峠記念館文学散歩

 三浦光世さんが、著名なアララギ派の歌人であることはご存知でしょうか?記念館周辺には、三浦さんご夫妻の作られた短歌の石碑が建てられています。

来館者の声 ~記念館ノートから~

 昔からの大ファンで、ようやく来ました。
数年前、札幌でのサイン会で出会った三浦綾子さんを思い出しました。
ここに来たら、いつでも声が聞けるのですね。

 天気もよく、呼ばれるかの様にして、フラッと寄ってみたが、寄ってよかった。多くの人に寄ってもらいたい反面、こんなに居心地の良い場所を教えたくもないといった、複雑な気分です。寄ってみて大正解でした。

 富良野から来ました。
三浦綾子さんの作品大好きで、いろいろ読みましたが、ここに来てまだほんの少ししか読んでなかったのね・・・。
子育てに疲れた時、人間関係に疲れた時、たくさんはげまされました。
これからも読み続けたいです。一生・・・・。何度も読み返した人生の教科書?として

 遠くより足を運びし甲斐ありて
自然にひたり 文学にひたり
札幌市の男性の一句

 初めて塩狩峠に来ました。高2の時に劇で「塩狩峠」をやって、思い出の深いこの地にこれて、とても感激しています。この塩狩峠に実際に来る事ができるなんて思っていなかったので、すごくうれしいです。とてもステキな所で、大好きになりました。

 塩狩には何度も来ていますが、この記念館は初めてです。木の香りがする、そして三浦さんの息遣いが聞こえる。鳥の鳴き声、セミの鳴き声が聞こえる。
いつまでもいつまでも大切にしたい、ここ塩狩です。

 遠く、山陰の島根県浜田市よりやって来ました。昨日は記念文学館、そして今日はこの地へと長年の夢が達成出来ました。
現在私は50歳、33歳の時にガンで胃切除依頼、「生きること、死ぬこと」で悩んできましたが、綾子先生の本に出会って15年、本当に生きる力を与えて頂きました。
10年後、60歳の定年退職の年に再び旭川を、そして当地を訪問したいと思っていますが、それまで命が続くかどうか全て神様に委ねております。感謝の昨日今日であります。

宮川大助・花子さんもいらっしゃいました!

宮川大助・花子さんイラスト 仕事で美深に向かう途中、車中からふと、塩狩峠の看板が目に入りました。今から25年前の7月、主人(宮川大助)から私(宮川花子に贈られた最初の小説が、なんとこの三浦綾子さんの「塩狩峠」でありました。
小説の中では、不幸にも結ばれなかった二人でありましたが、その小説によって結ばれました私達・・・・。今日、”幸せな報告”をいたしました。ありがとうございました。2000.7.6(木)

※イラスト・サインは宮川花子さんの直筆のものです。

~塩狩峠記念館への思い~ 入江晶子さん(旅荘塩狩温泉女将)

 三浦綾子さんの本は昔から好きで、ほとんど読んでいます。特に初期の作品は大好きですね。
今から3年前、この塩狩峠に記念館が建つ時は、それはうれしかったです。本の題名がそのまま残っているところなんて、なかなかないですものね。
この記念館を近くで見て思うのは、亡くなられた綾子さんと、ご主人の光世さんの歩んできた足跡を、これからに伝えていくのにこれ以上の場所はないですね。同じく、塩狩峠で殉職した長野政雄さんという人を改めて知っていただくいい機会になるんじゃないでしょうか。
この記念館は、三浦綾子さん・光世さんが住んでいらした当時のままの息遣いが感じられる、とてもすばらしいところだと思っています。これからも、今のままの雰囲気を失わずに、いつまでも心休まる場でありたいものです。

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