和寒町 産業振興課

塩狩峠記念館友の会会報「塩狩峠」第7号

第7号(平成16年1月発行)
発行・編集 塩狩峠記念館友の会

愛される記念館をめざして

 塩狩峠記念館も平成11年5月1日にオープンして5シーズンが経過しました。この間記念館に訪れた方は延べ61,792人を数え、全国各地から三浦文学ファンが訪れています。
 4月からの来館者は8,887人となっており、目標としていた10,000人に及ばない状況となっており、開館以来毎年減少傾向となっています。
 ゴールデンウィークが短かったことや、7~9月の土日に雨天が続き、外出を控える傾向があるなど自然的な要因はありますが、飽きのこない記念館とすべく事業展開や展示品の工夫など運営しての反省もあるところです。しかし、リピーターも多く南丘森林公園や三笠山自然公園と並び、記念館が本町において大きな観光と文化資源であることは疑いようもありません。
 友の会では、16年も町民の大きな宝である「塩狩峠記念館 三浦綾子旧宅」が交流と安らぎのある空間として訪れる皆さんに愛される施設づくりをめざし、施設ボランティアの育成、新たな記念品に開発、特別展事業の展開など検討していこうと考えております。
 会員として友の会事業への参画を含め、町民の皆さんのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

塩狩峠記念館来館者

  11年度 12年度 13年度 14年度 15年度
4月   858 999 875 375
5月 5,798 3,981 2,726 2,396 2,181
6月 2,134 1,509 1,277 1,255 1,366
7月 1,735 2,008 1,475 1,108 1,178
8月 1,932 2,337 2,380 1,735 1,506
9月 1,320 1,507 1,496 1,625 1,113
10月 2,228 1,650 1,114 863 818
11月 884 490 350 98 350
12~3月 177 178 214 193  

(累計)
16,208
(16,208)
14,518
(30,726)
12,031
(42,757)
10,148
(52,905)
8,887
(61,792)

和寒にこんな素晴らしい景色が  塩狩峠カレンダー発売中

第7号-塩狩峠カレンダー 和寒高等学校経論で友の会会員である宮崎恒子さんが2004年塩狩峠カレンダーを作成しました。
2年振り3回目となる今回は、塩狩峠周辺や南丘森林公園など今まで撮影した中から特にお気に入りの写真が各月ごとに楽しめます。
移りゆく和寒町の四季で、自宅や仕事場に彩を添えてみませんか。本町ゆかりの方への贈り物にも喜ばれるのでは。
是非この機会にお買い求め下さい。

1部 700円

友の会リレートーク 峠の呟き 宮崎恒子

「塩狩峠記念館と私」

 私は昭和42年に名寄で教員としてスタートしました。旭川の作家三浦綾子さんが小説「塩狩峠」を書いたのは確か昭和44年頃、その当時、写真はもちろん車もまだ運転していない時でした。旭川に汽車で帰省するたびにこの塩狩峠には昔“その様な事”があったのだなあ・・・と漠然と思っていたものです。
その後、和寒に赴任し、通勤する毎日、塩狩峠を通るたびに小説の最後の方の一節を想い出して涙したものです。そして平成11年には塩狩峠記念館が建ち、私にとってはいつの頃からかこの塩狩峠が、大げさに言えばライフワークの場として本格的にシャッターを押す場所になりました。
故三浦綾子さんをはじめ写真を通していろいろな人との出会いがありました。特にこの秋には和寒町の文化奨励賞をいただき、感謝しております。
これからも全国から訪れる三浦文学ファンのためにもこの塩狩峠記念館を大切にしていきたいと思っております。

来館者の声 ~記念館ノートから~

 塩狩峠記念館に設置している来館者ノートには多くの方から感想が寄せられています。今回はその中からほんの一部ですが、10月~11月に記載された分をご紹介いたします。

 思い出を記していただいた来館者ノートは、今年も編集し「和みの声」として整理しました。
3月までは、ひだまりロビーと企画商工課窓口にありますので、是非ご一読ください。

 来たいと思っていました。やっと念願がかなってとてもうれしく思います。今まで読んで感動した場面がよみがえります。三浦綾子さんの本を読んでいると人間の生き方を教えていただく思いです。少しでもどう生きるかどう自分らしくありえるか・・・・と思います。これから旭川の記念館に伺います。これで良かった!    (神戸市)

 定年満60歳を記念して、北海道を旅することにしました。私が、三浦さんを知ったのは「塩狩峠」、何か言葉にできないショック、強烈な印象でした。その後氷点、泥流地帯と読み続け、愛は変わっても涙することが無く、今後もこの強い感銘を持ち続けるため、少し時間を置いては買い求め読み続けるつもりです。今回は最終地を旭川に選び、初めての訪問ですが、次はスキーで一度訪ねている富良野に行く予定で再来しようかと思っています。
(滋賀県)

 おじいちゃんとおばあちゃんは、昔、塩狩に住んでいたそうです。20年ぶりに来たことを喜んで嬉しそうです。あと、三浦綾子記念館におじいちゃんの帽子も飾られております。皆さん見てあげて下さい。おじいちゃんは昔、JRにて(国鉄)働いていました。又来たいです。今度は皆連れて来たいです。
(住所未記入)

 旭川市にお住まいの伊勢勝司様より「塩狩峠」と題して詩を寄稿いただきました。この場を借りて紹介させていただきます。

旭川発 国道40号線
宗谷の岬に向かうこの道での
最初に出会う 峠は
塩狩峠 塩狩峠

知る人ぞ 知るや
若き己の生命を省みず
北の大地で天に舞うた
ああ塩狩峠 塩狩峠

鉄路に眠る勇敢の墓石は
あり日の尊き生命を刻む
その功績を永久に讃える
塩狩峠 塩狩峠

名湯のはぐくむ 温泉で
人の生命の愛にすがって
生き続けてきた歳月を偲ぶ
ああ塩狩峠 塩狩峠

平成14年10月8日作詞

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