有害鳥獣対策
和寒町のエゾシカ対策
エゾシカが増えすぎてしまうと森林の育成にも影響がでますし、農作物や牧草への被害は、農業者にとって深刻な問題となっています。
和寒町ではエゾシカ被害対策として、捕獲奨励補助金制度を平成20年度に創設し、和寒猟友会に所属するハンターが個体数調整として捕獲したエゾシカを適正に処理した場合、1頭につき30,000円を補助しています。
また、新規活動支援補助金制度も創設し、新たに第1種狩猟免許を取得する経費の一部として一人当たり60,000円を限度として補助しています。
和寒町特定外来生物の防除実施計画
アライグマやアメリカミンクなど、人によって外来種の生物が野に放され、北海道でも野生化して繁殖し、農作物への被害や生態系に影響を及ぼしています。
和寒町では平成24年秋にアライグマを3頭捕獲しており、近隣市町村でも生息が確認されているところもあり、「和寒町特定外来生物の防除実施計画」により、特定外来生物の防除対策を行っています。
「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置法」に基づく「和寒町鳥獣被害防止計画」を策定し、和寒町におけるエゾシカやヒグマ、アライグマに対する被害防止対策や捕獲計画などを定めています。
捕獲奨励補助
和寒猟友会に所属するハンターが、有害鳥獣駆除を目的に猟銃によりエゾシカを捕獲し、適正な処分を行った場合に捕獲奨励補助金を交付しています。
エゾシカ1頭につき30,000円
新規活動支援補助
新たに第1種銃猟免許を取得し、和寒猟友会に所属して町内で有害鳥獣駆除活動に従事される方に対し、免許取得等に係る経費のうち、60,000円以内を助成しています。