塩狩峠記念館友の会会報「塩狩峠」第6号
第6号(平成15年10月発行)
発行・編集 塩狩峠記念館友の会
塩狩峠ポストカード発売中 1セット6枚入 500円(税込)
友の会会員、田中文人さんが旅の記念として、塩狩峠の良さを多くの皆様に知っていただこうと、ポストカード、塩狩峠『春・冬』を作成しました。
全て生物の息吹を感じる春、そしてアイスキャンドルの光が幻想的な世界を創り出す冬の写真6枚をセットにし、1セット500円(税込)で塩狩峠記念館にて販売しています。来年以降『夏・秋』も作成する計画をしておりますのでお楽しみに。
友の会リレートーク 峠の呟き 和寒町字三笠 木原金松
1996年9月、戦後50年を記念して旭川富貴堂から発行されました、1人ひとりの戦争と平和「51年目のメッセージ」拙文の手記が運良く掲載されました。
以前に小学校から小説「銃口」を出版されておりました三浦綾子先生がこの本の企画と趣旨・内容に強く共感されて巻頭に推薦の言葉があったことから先生の作品を読むようになり、塩狩峠友の会に入会し、自分の年齢に相応したお手伝いをしています。
そして、先生の本から生きる拠り所、また運命愛こそ私たちの人生を支えている根拠であることなど勉強させていただきました。
来館者の声 ~記念館ノートから~
来館者6万人突破!
平成11年4月30日にオープンしてから、15年9月19日で来館者が6万人を越えました。
ずっとずっと来たかった地にようやく来れました。この地の空気を吸い、緑を見て、まさに小説の中に入り込んでしまいました。綾子さんの声を聞き泣きそうになってしまい本当に言葉では表せない感動を覚えました。綾子さんが投げかけてくれたメッセージを一生考え、真の愛の正しさを探したいと思います。本当にここにこれてよかった。みんなありがとう。
この夏休み下の息子が読書感想文の本を「塩狩峠」にしたのを機会に、三浦綾子記念館を拝観させて頂くことになりました。
長野氏の偉業も小説の世界にとどまらず子どもの心をゆさぶりここまで足をのばすことができました。人の心の中に産まれ育つ思いはその時に頂ける恵みと素直に感謝しております。彼にとってこの機会が心育ての栄養になることを信じております。白樺に陽の光がさし彼の将来への日々をてらしてくれることを願い、彼の心をゆさぶってくださった色々の人々に祈りをささげる限りです。
(横浜市)
中学生の時「塩狩峠」「氷点」「果て遠き丘」を読みました。三つともとても面白かったです。母といつか塩狩へ行こうと約束してとうとう実現することができて嬉しいです。
ここはとてもいいところですね。この家もとても綺麗で家具も丁寧に使っていたのだなと思いました。これからも三浦綾子さんの作品を沢山読みます。また来られますように。
(東京都)
自転車で旅をしています。今日、塩狩峠に立ち胸が震えました。「塩狩峠」は20歳の冬に夢中で読んだ本です。読み終えたとき朝になっていたのを覚えております。これからは読み返すたびにこの景観を思い出すでしょうね。
北海道の紅葉がりに主人と来ました。主人は三浦綾子の大ファンです。特に「氷点」。
何度か北海道は訪れていますが、今回は是非記念館と塩狩峠を見たいと念願がかないました。直筆の色紙「清心」を見て感動。旅の良い記念になりました。