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地球温暖化対策実行計画

和寒町では平成20年度に、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条の規定に基づき,「地球温暖化対策実行計画」を策定し、町の事務・事業により排出される温室効果ガスの抑制に取り組んでいきます。

 

概要

1.目的

本実行計画は「地球温暖化対策の推進に関する法律」及び京都議定書目標達成計画に基づき、地方公共団体の温室効果ガス排出抑制に関する実行計画を策定することにより、行政として先導的、模範的な役割を果たし、環境への負荷の低減を図るものです。また、職員一人ひとりの温暖化を始めとする環境問題への意識向上を図り、更には地域社会へ地球温暖化対策を始めとする環境問題の情報提供や啓蒙・啓発を推進することを目的としております。

2.計画の期間

本実行計画では2007(平成19)年度を基準年度とし、計画期間を2008(平成20)年度から2012(平成24)年度までの5年間とします。また、計画期間内には進行状況等を踏まえ、適時、見直しを行います。

3.計画の対象となる施設等

本実行計画の対象は、町で管理・運営している施設を対象とします。

4.温室効果ガス排出状況(平成19年度)

温室効果ガス別排出状況 (単位:kg)

温室効果ガス 二酸化炭素
(CO2)
メタン
(CH4)
一酸化
二窒素
(N2O)
ハイドロフル
オロカーボン類
(HFC)
総排出量
排出量 3,466,296 135,030 65,290 663 3,682,920
排出割合 94.55% 3.66% 1.77% 0.02% 100%

活動項目別温室効果ガス排出状況

活動項目 活動量 温室効果ガス排出量 総合割合
ガソリン 22,525 L 52,258 kg-CO2 1.50%
灯油 244,587 L 609,022 kg-CO2 17.45%
軽油 51,713 L 135,488 kg-CO2 3.89%
A重油 355,816 L 964,261 kg-CO2 27.64%
LPガス 6,913 kg 20,739 kg-CO2 0.59%
電気 3,069,872 kW 1,703,779 kg-CO2 48.84%

5.温室効果ガス排出削減目標

京都議定書では、国は2008(平成20)年から2012(平成24)年の期間に,温室効果ガス総排出量を基準年度1990(平成2)年比で6%削減することとしております。本実行計画では次のとおり削減目標数値を定め、計画期間内での排出抑制・削減に向けた取り組みを行ってまいります。

(1)これまでの取り組みによる排出削減

和寒町では基準年である平成19年度までの取り組みとして、「第2次和寒町行政改革大綱」に基づく事務事業の見直し・効率化による、暖房や電気の節減など様々な取り組みを実践してきております。このような取り組みを積み上げた結果、平成15年度と平成19年度を比較したところ2.6%の排出削減を行ってきております。

(2)本計画における排出削減目標

和寒町では本実行計画での削減率を算出するため、町で行っている事務や事業の中でどのような排出削減の取り組みが可能か検討してきました。取り組みを集計した結果、削減率は3.5%となりました。

使用量・排出量の削減目標

  基準年
(平成19年)
目標年
(平成24年)
削減量
使用量 排出量
kg-CO2
使用量 排出量
kg-CO2
使用量 排出量
kg-CO2
削減率
ガソリン 22,525 L 52,258 22,151 L 51,390 374 L 51,390 1.66%
灯油 244,587 L 609,022 225,183 L 560,706 19,404 L 560,706 7.93%
軽油 51,713 L 135,488 48,713 L 127,628 3,000 L 127,628 5.80%
A重油 355,816 L 964,261 345,386 L 930,576 12,403 L 930,576 3.49%
LPガス 6,913 kg 20,739 6,903 kg 20,709 10 kg 20,709 0.14%
電気 3,069,872 kW 1,703,779 3,010,948 kW 1,671,076 58,924 kW 1,671,076 1.92%
合計   3,485,547   3,362,058   123,432 3.54%

このように、これまでの取り組みとして2.6%の排出削減を達成しており、この計画期間内での取り組みによる排出削減目標を3.5%としたことで、あわせて6.1%となることから、京都議定書の排出削減目標の6%を達成しようとするものです。

これまでの取り組み
H15~H19
これまでの取り組み
H20~H24
合計 京都議定書
2.6% 削減済み 3.5% 目標 6.10% 6%

6.温室効果ガス排出削減のための取り組み

本実行計画では以下のように「直接的」と「間接的」の取り組みを進めていきます。

  1. 直接的効果のある取り組み
    • 電気使用量等の削減の取り組み
    • 燃料使用量等の削減の取り組み
    • 廃棄物の減量と分別の取り組み
  2. 間接的効果のある取り組み
    • リサイクル商品等の購入の促進
    • 水道使用量の削減の取り組み
    • 5Rに向けた取り組み
    • 環境に配慮した施設整備の取り組み
    • 代替エネルギーに向けた取り組み

7.実行計画の推進体制

本実行計画は和寒町全職員が地球温暖化防止への意識を高め、目標達成に向け確実に取り組みを行うことが重要と考え、計画実行のため委員会等を設置し、実行計画の推進を図ります。

8.点検と公表

本計画に沿った取り組みが継続的に実施されているかを定期的に調査することで、点検としていきます。また、本計画の内容及び点検結果等は随時広報誌やホームページ等により住民に公表します。

 平成20年度~平成22年度 取組状況

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